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船橋マリンフェスタと南極観測船「しらせ」(千葉県) [海上自衛隊]

船橋マリンフェスタと南極観測船「しらせ」(初代)
千葉県船橋市の千葉港葛南東部地区京葉食品コンビナート南埠頭で、例年自衛隊の広報イベント「マリンフェスタ」が実施されている。この埠頭には退役した南極観測船「しらせ」(初代)が繋留されており、マリンフェスタと合わせて見学することができる。

平成27年(2015年)の船橋マリンフェスタ

南埠頭に碇泊する海上自衛隊掃海艇「つしま」。
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平成5年(1993年)就役、基準排水量は1,000t、掃海艇は有事の際の機雷戦を主任務とし、機雷の掃海を行う。本艦船「つしま」は「やえやま型掃海艇」の2番艦であり木造艦、平成28年(2016年)に退役している。

掃海艇は磁気機雷の出現以降は木造が基本であったが、現在はFRP(繊維強化プラスチック)製が採用されている。

何かと話題になる「旭日旗」。                 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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「旭日旗」は戦前は「軍旗、軍艦旗」、戦後は「自衛隊旗、自衛艦旗」と日本国の軍の象徴である。他国にとやかく言われるものではない。

掃海艇「つしま」は一般公開されており、乗艦して見学ができる。
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乗艦を待つ長い列・・・。

船橋マリンフェスタは自衛隊千葉地方協力本部の主催、陸上装備も展示されている。
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パトリオット地対空ミサイル、習志野基地の配備品(脇に「NARASHINO玄武」と記載あり)。


南極観測船「しらせ」(初代)

南極観測船「しらせ」は海上自衛隊砕氷艦として昭和57年(1982年)就役、基準排水量11,600t、全長134m、推進方式は電気推進(ディーゼルエレクトリック)でディーゼルエンジン6基と電動機6基を装備、推進軸は3軸で軸出力30,000PSである。平成20年(2008年)退役、後継機も「しらせ」なので、こちらが初代となる。南極観測船としては「宗谷」「ふじ」に次ぐ三代目である。

南極観測船「しらせ」(初代)、「SHIRASE5002」。
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退役後は株式会社ウェザーニューズの買取となり、現在は一般財団法人WNI気象文化創造センターの管理のもと環境情報発信基地として、イベントや見学会(サッポロビール千葉工場との共同見学)を実施している。(ちなみに繋留地の目の前がサッポロビール千葉工場)

「しらせ」を乗船側から見上げる。
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「しらせ」甲板より「つしま」を撮影。
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自衛隊のイベントであるマリンフェスタは無料、「しらせ」見学は有料だった・・。

場所が埠頭なので交通は不便、2015年のマリンフェスタでは駐車場があり車で行った。昨今は駐車場無しと通知されており、フェスタ開催時にはJR京葉線「新習志野駅」から無料シャトルバスが運行されている模様。

千葉港葛南東部地区京葉食品コンビナート南埠頭地図(SHIRASE5002)


(2015年5月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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