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百里基地航空祭(茨城県)2018「第501飛行隊」 [航空自衛隊]

百里基地航空祭 2018「第501飛行隊」
茨城県小美玉市百里にある航空自衛隊百里基地は、昭和13年(1938年)に発足した旧海軍百里ヶ原航空隊から始まる。戦後は農地として開放されたが、昭和33年(1958年)航空自衛隊百里分屯基地が発足、飛行場完成に伴い、昭和41年(1966年)に百里基地として発足した。

百里基地は昭和48年(1973年)に第301飛行隊(F-4)が新編され、空自で初めてF-4EJを配備した基地である。昭和50年(1975年)には偵察航空隊である第501飛行隊(RF-4)が入間基地から移駐、第501飛行隊は日本唯一の戦術偵察機運用部隊であり、航空総隊の直轄部隊である。
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第501飛行隊は昭和36年(1961年)に松島基地で編成され、翌年には入間基地に移動、初期運用機はRF-86Fであったが、RF-4Eファントムへの機種変更に伴い、昭和50年(1975年)百里基地に移駐となった。

第501飛行隊のRF-4Eファントム、部隊マークはウッディー・ウッドペッカー。
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撮影データ:500mm、f/8、1/1000、ISO450、Nikon Df

第501飛行隊のRF-4Eファントム、洋上迷彩である青色塗装機。
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偵察機としてのファントムは「RF-4E」と「RF-4EJ」の2機種が運用されている。RF-4Eは非武装であり、戦闘機F-4EJから改修されたRF-4EJは機首に20㎜バルカン砲を残す武装型である。

上昇旋回時のアフターバーナー、洋上迷彩機。          (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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撮影データ:500mm、f/8、1/1250、ISO280、Nikon Df

飛行展示を終えて着陸、ドラッグシュート展開。
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帰還する第501飛行隊RF-4Eファントム。
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撮影データ:500mm、f/8、1/500、ISO450、Nikon Df

平成30年(2018年)12月の百里基地航空祭は「ファントムと共に去りゆくオジロワシ」と銘打ち、第302飛行隊(F-4)との別れを詠っているが、第301飛行隊(F-4)も2020年に機種更新(F-35A)して三沢基地に移動、第501飛行隊(RF-4)は2020年に運用機材老朽化による退役に伴い廃隊となる・・。

百里基地付近地図


百里基地航空祭にはいつもの「サンケイツアーズ」で参加、ツアーバスが滑走路入口付近まで行ってくれるのでとても楽。航空祭会場の出店はとても混むので、ツアーで配られるサンドイッチを昼食にひたすら撮影。航空祭最大の難所はトイレ・・黙々と長蛇の列に並ぶのみ。

(2018年12月上旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:「ファントムと共に去りゆくオジロワシ」「第301飛行隊」
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