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王立軍事歴史博物館(ベルギー)スピットファイア [大戦機と模型]

ベルギー王立軍事歴史博物館
ベルギー王立軍事歴史博物館はブリュッセル(Bruxelles)市内、凱旋門のあるサンカントネール公園にある。ここに展示されている、ベルギー空軍のスピットファイア(Supermarine Spitfire)に興味があり、JALPAK「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク9日間」ツアーの6日目午後の自由時間に訪れた。

凱旋門を抜けて左側に「王立軍事歴史博物館」がある。      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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ここは軍事歴史博物館の名の通り、中世から近代の軍事に関わる事物が展示されている。妻はまったく興味がなくロビーで待ってるというので、目的の航空機展示室に急いだ。

航空機展示室は広い・・幾多の航空機が雑然と、埃を被って展示されている。
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来訪目的のベルギー空軍スピットファイア(第349飛行隊所属機、部隊番号SG55)。
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第2次世界大戦後にベルギー空軍で運用された、イギリスの「スピットファイア Mk.XIV」である。

「Mk.XIV」はマーリンから2000馬力級のグリフォンにエンジン換装されたスピットファイアである。
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プロペラは5翅となり、高速性向上のため楕円翼をカットした「切断翼」を持つ。
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翼を見ると、武装は20mm機関砲2門と7.7mm機銃4挺のC翼か。

イギリスでみた「Mk.Ia」と比べると、スピットファイアの優雅さが減って、より力強く・・。

展示室の奥の方にイギリス空軍のスピットファイアも展示されていた。
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「Mk.IX」型、マーリン60系エンジン搭載の4翅プロペラ。

イギリス空軍のブリストル・ブレニム(Bristol Blenheim)爆撃機。
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ベルギー空軍のF-16(Fighting Falcon)。
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米国のジェネラル・ダイナミクス社が開発した多用途戦闘機。

偵察型ファントムである「RF-4」、米軍機。
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McDonnell RF-4 Phantom ll SW-AF68-590、翼を折った形で展示。

戦車「レオパルト1(Leopard 1)」(西ドイツ開発)も展示されていた。
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NATO各国で採用されているが、ドイツ陸軍では全機退役し、現在は「レオパルト2」が主力。

多くの展示品をじっくり見たいが、妻が待っているし、異国の地下鉄でホテルまで帰らねば・・。

ベルギー王立軍事歴史博物館付近地図


(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:スピットファイア Mk.Ia
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