但馬の旅（兵庫県）城の崎にて

但馬の旅・城の崎にて
天空の城「竹田城址」を撮影しようと思い立ち、但馬の国へ。雲海の出る秋にでもと思ったが、思い立ったが吉日、新緑の天空の城もいいだろうと。ついでに「御来光の道」の一つである「元伊勢内宮」にも足を延ばした。最後は「城の崎にて」一風呂浴びて、夜は自宅と思ったが・・。

出発当日の羽田空港早朝、搭乗機を撮影。

Boeing787-8 Dreamliner、機体記号JA847J、JAL101便

但馬へは大阪/伊丹空港から乗り継ぎで但馬空港へ向かう。但馬への便は少ないので、羽田には前泊して早朝の便（6時30分発）で大阪へ。ホテルは朝5時に出発、コロナ禍前は朝食が4時頃には用意されていたが、今は6時以降・・空港ラウンジで前夜購入のおにぎりを食す。前泊したホテルは「JALシティ羽田 東京」。


定刻に出発、眼下に江ノ島が見えた。


大阪/伊丹空港に到着、座席が主翼の後ろなので、着陸時には主翼の可動部の動きが見られる。


ほぼ定刻に到着し、ラウンジで一服してたら、但馬行き（JAL2321便）遅延のアナウンスが・・。

前途多難な旅の予感・・。

30分以上の遅れで但馬空港に到着、搭乗機は日本エアコミューター「ATR42-600」。

機体記号「JA02JC」、この機体は昨年の「跳び飛びの旅」の時に鹿児島空港で出会った。ハイビスカス塗装は離島向けだと思っていたけど、但馬にも飛ぶんだ・・。

但馬空港にてレンタカーを借り、天空の城「竹田城址」へ、この日は天気も良かった。宿泊は、JALダイナミックパッケージに含まれる豊岡駅近辺の「豊岡パークホテル」。
翌日は雨模様、傘を持って「元伊勢内宮」と「元伊勢天岩戸神社」へ行き参拝、但馬空港に戻る前に一風呂浴びに城崎温泉へ向かう。

「城の崎にて」
城崎温泉は平安時代以前から知られると云う温泉、舒明天皇時代の629年、コウノトリが傷を癒していた事により発見されたとの開湯伝説があるらしい。だから、但馬空港はコウノトリ但馬空港なのか・・。

志賀直哉の小説「城の崎にて」は大正時代の私小説、残念ながら我輩は未読。題名の響きがよいので、城崎温泉には一度いってみたいと思っていた。

外湯は七つあるというが、四所神社の隣にある「御所の湯」に入湯。（写真は神社境内から撮影）

「御所の湯」入り口付近から撮影、入湯料は¥700、格子戸の中は休憩所。

湯上がりには冷たい瓶牛乳を一本。「御所の湯」の名は文永4年（1267年）後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯されたとの記録に由来すると云う。

帰りは但馬空港を18時00分発のJAL2326便、レンタカーは空港返却、雨が強くなってきた・・。空港に向かう途中、レンタカー会社（トヨタレンタカー）より連絡が入り、JAL2326便は天候不良により運行可否を検討中とのこと、とにかく空港に向かう。

閑散とした但馬空港・・悪天候によりJAL2326便の欠航が決まったらしい。


JALが振替えの交通手段として大阪までのリムジンバスを用意、但し有料で¥3000、新幹線に乗れば東京まで今日中に帰れるとのこと、飛行機（大阪ー羽田はジェット機なので運行してる）は間に合わない。但馬空港近辺に宿はないので、大阪まで行くことにした。

新幹線に乗っても品川から先の電車に間に合いそうもないので、大阪のホテルに宿泊し飛行機での帰京を選択した。50人乗りのバスに乗客は3名、大雨の中、大阪空港まで３時間、途中の新大阪駅で２名降りたので、空港までは一人貸切・・ホテルは空港内にある「大阪空港ホテル」。

翌早朝、ホテルの朝食は持ち帰りサンドイッチを選択（選べる）、JALラウンジで朝からビールを飲みながら空港を眺める。（手前が搭乗予定のJAL110便、Boeing787-8、機体記号JA846J）

滑走路を但馬空港に向かう「鸛（コウノトリ）」塗装のATR42-600が・・、機体記号はJA05JC、昨年の「跳び飛びの旅」で搭乗した機体だ。

昼前に無事帰宅、アクシデントは旅の醍醐味、三泊三日の旅であった。

城崎温泉「御所の湯」付近地図


（2022年4月下旬　撮影機材 Nikon1 J5）
関連ブログ：「御来光の道」「竹田城址」「元伊勢内宮」「元伊勢天岩戸神社」「跳び飛びの旅」
未読の本（Amazonの該当頁へ）：「城の崎にて」志賀直哉著
泊まった宿（じゃらんのHPへ）： 「JALシティ羽田 東京」 「豊岡パークホテル」 「大阪空港ホテル」

タグ：旅客機と空港 兵庫県 空の旅