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ザ・ヒロサワ・シティ(茨城県)零戦21型 [大戦機と模型]

ザ・ヒロサワ・シティ「零戦21型」
茨城県筑西市は筑波山の麓にある「ザ・ヒロサワ・シティ」には、国立科学博物館の分館として科博廣澤航空博物館ができ、上野の科博にあった「零戦21型」が展示されている。

零式艦上戦闘機21型、尾翼記号「53-122」第253海軍航空隊、ニューブリテン島/ラバウル基地。
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昭和47年(1972年)ラバウル北西ニューブリテン島沖から引き上げられ、オーストラリアで修復後、購入された方から国立科学博物館に昭和49年(1974年)に寄贈された。

本機は21型(A6M2b)をベースに複数の機材から作られており、偵察用の複座に改造されている。
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横に中島製「栄21型」エンジンが置かれていたが、本機の搭載エンジンは「栄12型」である。
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プロペラ直径は2.9m。住友ハミルトン式恒速プロペラ(ピッチ変更範囲25度〜45度)。

主翼のエルロン(補助翼)に修正舵(バランス・タブ)の装着が見られる。
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21型(A6M2b)第127号機以降、翼端下の突出型平衡重錘(マス・バランス)に代わり海軍工廠で装着されたが、昭和16年4月の空中分解事故にて好ましくないと判断され直ちに廃止された。しかし、すでに完成した機体は、そのまま残されたようである。突出型平衡重錘は第326号機まで適用され、以降は補助翼内部の平衡重錘増量で処理された。

科博廣澤航空博物館の展示機
YS-11、量産初号機「JA8610」。
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YS-11は、第二次大戦後に初めて日本のメーカー(日本航空機製造)が開発製造した双発ターボプロップエンジンの航空機、初飛行は昭和37年(1962年)。

日本大学理工学部の人力飛行機「ストークB」、木村秀政研究室。
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南極観測隊で使用されたシコルスキーS-58(HSS-1)「JA7201」。
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タロ・ジロのフィギアも置かれている。映画「南極物語」の音楽が聞こえる・・ような。ジロの剥製は上野の科博に展示されている。

ザ・ヒロサワ・シティ付近地図


(2023年9月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連リンク:ザ・ヒロサワ・シティ
関連ブログ:科博の零戦21型
観た映画(Amazonの該当頁へ):「南極物語」高倉健主演
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