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三沢航空科学館(青森県) [博物館・展示館]

青森県立三沢航空科学館
青森県三沢市に平成15年(2003年)に開館した三沢航空科学館、大空と飛翔をテーマにした航空と科学の博物館である。航空自衛隊とアメリカ空軍、さらには民間の飛行場でもある三沢空港と隣接しており、科学館の展望台から空港が見渡せる。

科学館の館内には航空機の実機やレプリカが展示されており、飛行機好きにはたまらない。
この航空機展示場(航空ゾーン)の奥に零戦21型(A6M2b)のレプリカが展示されていた。
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本機は平成23年(2011年)に上映された映画「山本五十六」で使用された零戦21型の原寸大レプリカである。塗装は昭和17年(1942年)ラバウル、台南航空隊の坂井三郎乗機である。
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坂井三郎といえば「大空のサムライ」、興味のある方は一読を。

零戦と同じフロアには旧日本陸軍一式双発高等練習機が展示されている。
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この機体は平成24年(2012年)十和田湖より引き上げられた。そのままの姿である。

三沢航空科学館には「大空ひろば」が隣接しており、野外で航空機が展示されている。

F-16A
米ジェネラル・ダイナミクス社製、第4世代ジェット戦闘機。米空軍機。
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愛称はファイティング・ファルコン(Fighting Falcon)、戦う隼である。

F-1
三菱重工が開発した第3世代ジェット戦闘機。航空自衛隊の支援戦闘機である。
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昭和52年(1977年)から導入が始まり77機が配備、平成18年(2006年)には全機退役している。
本機、機首の兜武者は航空自衛隊第3飛行隊(三沢基地)の部隊マークである。

F-104J
米ロッキード社製であるが三菱重工にてライセンス生産された。第二世代のジェット戦闘機。
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愛称はスターファイター(Starfighter)、航空自衛隊では「栄光」の愛称。
昭和37年(1962年)から昭和42年(1967年)までに210機が導入、昭和61年(1986年)退役。

F-4EJ改
米マクドネル社が開発した戦闘機、三菱重工でライセンス生産された。
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愛称はファントム II(Phantom II)、アメリカ以外での生産が承認されたのは日本のみである。
昭和46年(1971年)から航空自衛隊に配備、日本の主力戦闘機として運用されてきたが、退役の時を迎えている。F-4EJは140機導入、内90機がF-4EJ改に改修され運用された。

三沢航空科学館付近地図


(2013年10月上旬 撮影機材 Apple iPod touch)
読んだ本(Amazonの該当頁へ):「大空のサムライ」坂井三郎著
観た映画(Amazonの該当頁へ):「山本五十六」
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