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航空機撮影会in成田(千葉県)格納庫 [旅客機と空港]

航空機撮影会in成田 格納庫
成田国際空港での航空機撮影会、JALカードの主催で、有料だけど抽選である。幸運にも当選したので、一泊二日の撮影会に参加した。参加人数は40名、平成28年(2016年)11月の撮影会である。

集合は成田空港ロビー、格納庫に案内されてガイダンスを受け、整備士・パイロット・講師の講話を聞いたあと、待望の撮影会に。一日目は格納庫内での撮影、撮影用に用意されていたのは日本航空のボーイング787型機(Boeing 787-8 Dreamliner)である。

ボーイング787型機(Boeing 787-8 Dreamliner)。
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機体記号はJA845J、2016年6月に登録された新しい機体である。

エンジンはゼネラル・エレクトリック製「GEnx」、高バイパス比のターボファンエンジンである。
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渦巻模様は作動確認とバードストライク防止のためらしい。

機体を斜め後方から撮影。
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JALマークは2011年より「鶴丸」が戻ってきた。

レイクド・ウイング・チップ形状をもつ「しなる翼」。
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B787の翼はしなる。スムーズ・ウイング・テクノロジーと名付けられたこの翼は、高い揚力係数を持ち空気抵抗が非常に小さい翼であり、実用機としては世界初らしい。誘導抵抗削減のため、翼端には後退角が付けられている(レイクド・ウイング・チップ)。

B787型機は、機体構造の50%(重量比)に炭素繊維複合材を使用しており、長い航続距離と低燃費を実現させている。旅客機における炭素繊維複合材の採用はB787が世界初、航空機では航空自衛隊F-2戦闘機の主翼構造が世界初である。(複合材一体成型主翼の試作品が、かつて「三菱重工名航史料室」に展示されていた。)

前輪、カバーに「845」の機体番号。              (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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B787前輪のタイヤサイズは「40×16.0 R16」である。BS製AIRCRAFT RADIALと記されている。

真後ろから。
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尾部に補助動力装置(APU:Auxiliary Power Unit)の排気口。

「JALボーイング787」の巡航速度はマッハ0.85、航続距離は14,800kmである。

撮影会風景、整備工場なので参加者はヘルメットを被って撮影。
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格納庫での撮影終了後は宿泊先のホテルへ移動。

ホテルは飛行機の離発着が見える「マロウドインターナショナル成田」


成田空港付近地図


(2016年11月中旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:三菱重工名航史料室
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